アサギリソウってどんな植物?
アサギリソウは銀白色と緑の葉がキラキラと美しく、
花よりもそんな葉姿を観葉する植物です。
日本で好まれ流通しているアサギリソウとしては、基本種の他に、
チシマアサギリソウがあり、基本種よりも葉が繊細で小さいので
盆栽などにもよく愛用されていて、日本では同じアサギリソウとして
親しまれています。
花は、枯れた茎の根本から芽を出して四方に新しい茎をのばし、
やがて茎が立ち上がり、横に倒れて横に倒れて先端から花芽を伸ばします。
そして夏にヨモギに似た小さな花を咲かせます。
開花した茎は成長を止めて、株元に次の年の芽を形成し、
そして、そのまま落葉して、やがて地上部を枯らして休眠に入ります。
園芸としては、ロックガーデンでの石付けや鉢植え、
葉が細くて小さなチシマアサギリソウは、
盆栽の飾りなどでも愛好されています。
また、ハワイのマウイ島にもアサギリソウによく似たキク科ヨモギ属の
アーヒナヒナ(アルティミシア マウイエンシス)という品種もあります。