アサギリソウの育て方や管理

2. アサギリソウの増やし方は?

アサギリソウの育て方や管理

アサギリソウの場合、株分け、若しくは挿し芽(挿し木)で増やすことができます。

株分けする場合は、冬の時期にもできますが、植え替えと同じ3月~4月頃にするのを
お薦めします。

*また、鉢植えの場合は、だいたい2年おきに劣化した用土の入れ替えや鉢の植え替えを
 するのが大切なので、その際に株分けをするのが良いでしょう。

差し芽については、植え替えの時期、若しくは5月下旬から6月上旬頃の
生長期に、伸びた茎先を7~8cm程切り取り差し芽にします。

株分け

アサギリソウの鉢植えの場合、用土も劣化するため、
新しい用土で植え替えする必要があります。

劣化した用土のついた株

株分けというのは、その際に、植え替える株を分けて植えて
増やしていく方法です。

株を分ける際には、まず、劣化した用土や傷んだ根を取り除きます。
そして、株元の古い根や先の傷んだ根もきれいに取り除き、
株を取り分けます。

アサギリソウの株も強くはありません。
なので、株を取り分ける際は、無理せず手でほぐれる程度に
優しく取り分けて下さい。
(あまり小さく小分けしすぎるのはやめましょう。)

古い根を取り除いて株を分ける

そして、地植えの場合は腐葉土等植え付け時と同じ環境の用土を、
鉢植えの場合は鉢の用土を新しくしたら、植え付けしましょう。

今までよりこんもりと増やしていきたい場合、
地植えの場合はそのままでも大丈夫ですが、
鉢植えの場合は、根が広がってきますので、
以前より大きめの鉢に植え替えていくことが大切です。

挿し芽(挿し木)

アサギリソウは挿し芽(挿し木)でも増やしていけます。

挿し芽をする時期は、生長期に当たる5月~6月頃に
伸びてきた若い茎を切り取り、鹿沼土などを挿し木用の
用土に用いた鉢に挿します。
*切り取った株の地下茎からは、新たに新芽が出てきます。

挿し木した鉢植えは、初根して根が張るまでは必ず日陰で育て、
土に水分が無くならない様に管理してください。

そして、初根が張り活着したら、摘心し、わき芽を出させて
生長しやすくしましょう。
(※摘心とは、植物は茎の一番頂点を優先的に生長させて、わき芽の
生長を抑えようとする性質がある為、茎の先を切り取って
わき芽の生長を促すことです。)

約一か月程で移植できるようになりますが、それまでは日陰と
水分管理に気を付けて下さい。

 

 

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