アサギリソウの育て方や管理

1.水やりや肥料は?

アサギリソウの育て方や管理

水やり

元々涼しい地域の岩場等に自生するアサギリソウなので、
水のやりすぎには注意して、なるべく乾燥気味に育てましょう。
ただ、極度な乾燥は嫌いますので、気を付けて下さい。

特に地植えの場合は、雨露だけで充分ですが、水を多く含み株が蒸れると
根が腐り、枯れる原因になりますので、梅雨の多雨が続く時期は、
雨の当たらない場所に移すか、特に水はけの良い場所に植え替える様にしましょう。

鉢植えについては、土の表面が乾いてから水を与えてください。
また、冬場は水を与えすぎず、適度な水やりで、なるべく乾燥気味に保ちましょう。


アサギリソウの肥料

アサギリソウは、栄養不足にならない程度であれば
特に多くの肥料は必要ありません。

逆に、肥料を多く与えすぎると大柄になり草姿が悪くなったり、
根腐れ等を起こす場合があるので注意しましょう。

肥料の成分ですが、窒素養分とリン酸、アルカリの三大成分のバランスが大切です。
窒素養分-------葉の生長に必要。
リン酸----------花つきや実つきをよくする為に必要。
アルカリ性----根の発育をよくする為に必要。

また、ある価値性の肥料は、耐寒性や耐暑性を高める働きもあるので、
基本、夏越しや冬越し、植え替えの時期に与えるのが効果的です。
窒素成分の肥料は、与えすぎると花つきが悪くなったり、軟弱に育つので
気を付けましょう。

緩効性化成肥料

【置き肥をする場合】
肥料を与える時期は、3月~4月の植え付け時期と秋ごろに
緩効性の化成肥料を置き肥するのが良いです。
鉢植えの場合は、鉢の縁に置き肥する様にしましょう。
※葉姿の状態を見て、五月頃に軽く追肥すると、葉がしっかりとしてきます。

【施肥する場合】
施肥する場合は液体肥料を使います。
成分の三大要素がバランスよく入った液肥を水で約1000倍に薄めたものを
与えて下さい。

与える時期は、置き肥と同じく、植え付けの時期と、秋ごろですが、
液肥の場合は水やりなどで肥料分が流れやすいので、春から夏の生育期にも
定期的に(1か月に1~2回)適度な量を多すぎない様に与えるようにしましょう。

液体肥料(ハイポネックス)

液体肥料(ハイポニカ)

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