主なシルバーリーフの図鑑

ラムズイヤー

主なシルバーリーフの図鑑

ラムズイヤー

(学名) Stachys byzantinaスタキス ビザンティナ
(英名) Lamb’s earsラムズ イヤー
(和名) 綿千代呂木わたちょろぎ
(科名) シソ科
(属名) イヌゴマ属(スタキス属)
(原産地)西~中央アジア(トルコ、アルメニア、イラン、コーカサス地方等)
(樹形) ハーブ / 常緑多年草 / 草丈は30m~100m
(特性) 耐寒性:強い/耐暑性:やや弱い
     耐寒性はありますが、高温多湿に弱く、暖地での栽培は特に注意してください。
     風通し、水はけが良い環境で、直射の当たらない、なるべく明るい半日陰の
     涼しい環境で育てるのが理想です。
     水やりは庭植えなら降雨だけで大丈夫です。
     鉢植えの場合は、梅雨時期は雨に当たらない様にして、土が乾いてから水やりを
     してください。
     用土については、酸性の土を嫌うので注意して下さい。
     また、茎が30cm~1mくらいまで大きく生長するので、出来れば2~3年に一度は
     株分けをする様にしましょう。
     ハーブ系で葉の香りは楽しめますが、薬としての効能はあまりありません。
     ただ、植えた際の虫よけや雑草予防としては多少効果がある様です。
(特徴) 花は5月~7月頃に、淡い赤紫色をした唇形の花が、上に長く伸びた茎の
     各節の葉の付け根部分で咲きますが、ラムズイヤーは主に葉姿の方が
     鑑賞用として楽しまれる事が多いです。
     この花序部分に垂れ下がった楕円形の葉姿が子羊の耳に見える事から「ラムズイヤー」と
     名付けられたといわれています。
     葉は5cm~10cm程の長い楕円形で、茎に対して生えます。
     葉茎は触るとフェルトの様に柔らかく、柔らかな白い毛が密生している為、全体が銀白色に
     見えます。
     洋風の庭やロックガーデン等に向いていますが、落ち着いた銀白色のシルバーリーフは
     ドライフラワーとしても好まれています。

花と垂れ下がった葉

ラムズイヤーの鉢植え

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